magazine 家づくりマガジン

経年美を楽しむ。木の家って、やっぱりいい。

経年美を楽しむ。木の家って、やっぱりいい。

こんにちは。

今回の家づくりマガジンは、津久井が担当いたします!

 

家づくりは、建てた瞬間がゴールではなく、そこからの暮らしがスタートだと私たちは考えています。時を重ねるごとに、家族とともに少しずつ育っていく——そんな家こそ、本当に豊かな住まいではないでしょうか。

私たちドリームクリエイトが大切にしていることの一つに、「木の家」をつくるという姿勢があります。特に私は、外壁に“木”を使うことに強いこだわりを持っています。最近では、タイルやサイディングといった“変わらない素材”が好まれる傾向もありますが、私たちはあえて“無垢の杉板”を採用しています。

その理由はとてもシンプルで、木は年月を経るごとに美しさを増していくからです。建てたばかりの頃は明るく清々しい木肌が、数年の時を経て落ち着いたグレーへと変化していく。その移り変わりは、まるで家族と一緒に年を重ねていくような感覚さえあります。

もちろん、「木の外壁は傷みやすいのでは?」という不安の声もいただきます。だからこそ、私たちは“ウッドロングエコ”という天然成分でつくられた保護材を使っています。これは人工的な塗装とは異なり、木の呼吸を妨げることなく、風合いを保ちながら腐りにくくしてくれる優れた素材です。塗り替えの手間もほとんど必要ありませんし、木そのものの変化を楽しんでいただけます。

ただ木を貼ればいいというものではなく、その土地の風景や空気感とどう馴染むかを意識してプランニングしています。たとえば、山あいの静かな土地には素朴な板張りがよく似合いますし、街なかの住宅街では、さりげなく自然素材を感じさせるようなデザインを選びます。そうやって木の家が、そっと景色に溶け込んでいく姿を思い描いて設計しています。

木という素材は、多少の汚れや傷が“味わい”になります。少しの色むらも「これがこの家の個性だな」と思っていただけたら、きっと住まいへの愛着も深まっていくことでしょう。

“変化する”ということを「劣化」ではなく「成長」だと捉える。そう考えると、木の家の魅力がぐっと身近に感じられるのではないでしょうか。

流行を追うのではなく、本質的な美しさを大切にしたい。そう願う方にこそ、私たちの「経年美の家」をお届けしたいと考えています。これからも一棟一棟、丁寧に、時を味方につける家をつくってまいります。