magazine 家づくりマガジン
家づくりとSDGs:持続可能な未来への取り組

こんにちは。
今回の家づくりマガジンは、
持田が担当させていただきます。
前回は津久井が書いておりましたので、
今回は私から、ドリームクリエイトの家づくりと
「SDGs」のつながりについて、
少しお話ししてみたいと思います。
最近、テレビやネットなどでよく耳にする
「SDGs(エスディージーズ)」。
これは、“誰もが安心して暮らせる社会を、
環境に配慮しながらみんなでつくっていこう”
という、世界共通の目標です。
ドリームクリエイトでも、
このSDGsの考え方を大切にしながら家づくりに取り組んでいます。
たとえば、住宅の性能面では、
断熱性や気密性の高さを重視しており、
UA値0.46以下、C値0.5以下という
高水準の性能を標準としています。
これにより、少ない冷暖房エネルギーで
一年中快適に暮らせる室内環境が実現でき、
CO2の排出削減にもつながります。
また、自然の力を取り入れるパッシブデザインにも注力しています。
太陽の光を効率よく取り込む窓の配置や、
夏の日差しを遮る庇の設計など、
建物の形そのものが省エネにつながるよう工夫しています。
素材選びにもこだわりがあります。
たとえば、
ワインの製造過程で出るコルクを取っ手や内装材として再利用したり、
卵の殻を使った自然由来の塗料「エッグペイント」を壁に用いたり。
いずれも、捨てられるはずのものに
新たな価値を与える“アップサイクル”の考え方に基づいた取り組みです。
環境への配慮はもちろん、
仕上がりの風合いやデザインとしての魅力も感じていただけると思います。
さらに、
地域の森林資源を守る取り組みとして、
国産材、特に地元の木材を積極的に使っています。
輸送距離が短くなることでCO2の排出が抑えられるだけでなく、
植林と伐採のサイクルを守りながら使うことで、
森の再生と林業の活性化にもつながります。
家を建てるという行為が、
地域の自然や人と関わりながら、
未来につながっていく
そんな意識で取り組んでいます。
こうした環境性能の高い住宅は、
実は経済的なメリットも多くあります。
GX(グリーントランスフォーメーション)住宅に認定されると
補助金の対象となったり、
親からの住宅資金援助に対する非課税枠が広がったりと、
家計にもやさしい制度が整いつつあります。
「環境に良いこと=お金がかかる」
というイメージがあるかもしれませんが、
実は逆で!
長く住むほどにコストメリットを感じられるケースも多いのです。
環境への配慮というと少し堅苦しく聞こえるかもしれませんが、
私たちは、それを
「家族の暮らしを心地よく、安心して続けていくための工夫」
と考えています。
人にも地域にも地球にもやさしい家づくりを通して、
ドリームクリエイトはこれからも、
皆さまのより良い暮らしのお手伝いをしてまいります☺️
持田